PJCS2018

【JCS2018 ベスト32】目黒グッドスタッフ

 

はじめまして、732(@Nathaniel_732)と申します。 今回は私とみんてぃあさん(@mintia0810) でシェアしてJCS予選/本戦で使用し,
それぞれ予選5-2から1落ちでベスト32、予選4-3となった構築を紹介します。
 

構築経緯

そもそも今回の本戦で使ったパーティはJCS予選で使ったものをベースに微調整を加えたものであるため、経緯は予選で使ったものから解説させていただきます。

3月のINCではジメンZメタグロスを使って惨敗したことから、JCS予選は安定感のあるスタンダードで臨もうと決意したのが始まり。 そうしてパーティを探す中で、当時流行り始めていた耐久振りメタグロスを軸としたパーティに魅力を感じたので、じーんさん(@zeen172M)からメタグロス、カプ・レヒレ、ガオガエン、サンダー、バンギラス、ランドロスの6匹(参考:ニート予備軍のゴミ箱)を教えてもらい、しばらく回していました。

しかしこの構築は電気と水の一貫性が厳しく、コケコグロス+オニシズクモの形や雨に対して苦戦を強いられる印象でした。
そこでチョッキ霊獣ランドロスを抜き、このポケモンが担っていた対電気、対ゲンジャラ性能を備えつつ水耐性を持つモロバレルを採用。 その後は「出来るだけ楽をする」ことをコンセプトに配分・技構成等をみんてぃあさんと練り直しました。

その過程でインターネット大会に確実に一定数存在し、メタグロスを展開できないリザードン入りに楽をするためモロバレルに「オッカのみ」、バンギラスに「バンギラスナイト」「れいとうパンチ」を採用する形が出来上がり、これを使ってJCS予選を抜けることが出来ました。

そしてJCS本戦では元々別のパーティを使う予定だったのですが、一週間前になってもそのパーティ内容がうまく纏まらなかったので、半端なパーティを持ち込むくらいなら多少メタが厳しくても使い慣れたものを使った方がいいだろうと考え、環境を考えつつ微調整を加えて全国大会に持ち込みました。

個別解説

メタグロス

メタグロス

性 格 いじっぱり
実数値 179-198-171-X-142-144
努力値 188-116-4-0-92-108
特 性 クリアボディ→かたいツメ
持ち物 メタグロスナイト
技構成 アイアンヘッド れいとうパンチ
じだんだ まもる

<A>
148-101メガゲンガーを「じだんだ」で高乱数で一発(87.5%)
お得に感じる補正11n
<D>
C147カプ・コケコのエレキフィールド込み「10まんボルト」Zを最高乱数以外で耐え
<S>
準速霊獣ランドロス抜き

メタグロスナイト:メガシンカの為必須

アイアンヘッド:メインウェポン
れいとうパンチ:ランドロスに交代で撃ちたいため、マンダコケコに有利に立ち回るため
じだんだ:コケコやゲンガーと殴り合える配分であることを活かすためや、ミラー意識
まもる:守りながらモロバレル、ガオガエンを裏投げする展開をしたいため

カプ・コケコやゲンガーと打ち合うことにプライオリティを置いたお気に入りの配分。
素早さが最速ランドロスより遅い点はもちろん気になりますが、私は上記の2匹を一撃で倒せる確率を上げることでより勝率が高まると考えていたので妥協しました。

また代表戦では「しねんのずつき」を使うことも考えましたが、ランドロス引き読み「れいとうパンチ」が打てないのがあまりにも辛かったためそのまま使いました。

カプ・レヒレ

カプ・レヒレ

性 格 ひかえめ
実数値 153-X-135-154-150-137
努力値 60-0-0-196-0-252
特 性 ミストメイカー
持ち物 ミズZ
技構成 だくりゅう ムーンフォース
めいそう まもる

<H>
C147カプ・コケコの「いのちのたま」込み「10まんボルト」最高乱数以外で耐え
<C>
余りを出来るだけ配分、お得に感じる補正11n
<S>
準速

ミズZ:ガオガエン、ランドロス、ラグラージを高速処理できる点を評価

だくりゅう:Zのベース技、「ハイドロポンプ」よりは外した時のリスクが少なく、上振れを狙える点を評価
ムーンフォース:優秀なメインウェポン
めいそう:中速高耐久ポケモンに対して強引に積み、+1「だくりゅう」Zで倒すことを企図
まもる:耐久も薄く大事に扱う必要があるため。

素早さに大きく配分したカプ・レヒレ。準速まで上げることにより、最速キリキザン、CSヒードラン、耐久振りのガルーラやサンダー、ランドロス等に先制できます。
私の文才ではこのポケモンの強さを語り切ることが難しいので、一度使ってみてください。

余談ですが、このカプ・レヒレはみんてぃあがScarさん(@Scar3020)とフレ戦をした際にその強さに気付いて密輸入したものであり、Scarさんにはこの場を借りてお詫びするとともに多大なる感謝の意を表します。リアルインファイトだけは勘弁してください。

サンダー

サンダー

性 格 おくびょう
実数値 175-X-106-166-112-167
努力値 76-0-4-164-12-252
特 性 プレッシャー
持ち物 ウイのみ
技構成 10まんボルト ねっぷう
おいかぜ まもる

<H>
16n-1
<C>
メタグロスの「じだんだ」と合わせたダブルダメージ「ねっぷう」でB4、D12振りメガメタグロスに対して最低154ダメージ
<D>
C147カプ・コケコの「こだわりメガネ」「10まんボルト」を最高乱数以外で耐え
<S>
最速

ウイのみ:配分を変えたことによりメガメタグロスの「れいとうパンチ」を受けて発動する確率が大きく上がったので、(A182メガメタグロスの場合でも73.1%〜86.8%)、持ち物を「オボンのみ」から変更しました。

10まんボルト:メインウェポン
ねっぷう:カミツルギやサンダーグロスミラー用の技として必須
おいかぜ:このポケモンの採用理由でもある素早さ操作技
まもる:Zワザをはじめとして、即処理される機会を確実に防ぐため。

本戦では準速カプ・レヒレ、耐久振りメガメタグロス、ジメンZランドロス、メガガルーラ、耐久ベースのカミツルギ等の中速ポケモンが増えると踏んでいたため、これらに対して有利に立ち回るために配分を最速に変更。
また火力の無いサンダーは放置対象になってしまうと考えているので、耐久は最低限に抑えてCに多く配分しました。

※JCS予選時はひかえめ 196-X-111-160-132-126@オボンのみ という構成でした。

ガオガエン

ガオガエン

性 格 いじっぱり
実数値 200-149-116-X-129-90
努力値 236-4-44-0-148-76
特 性 いかく
持ち物 バンジのみ
技構成 ねこだまし フレアドライブ
はたきおとす まもる

<B>
余り
<D>
C147カプ・コケコのエレキフィールド込み「10まんボルト」Zを確定耐え
<S>
追い風下で最速110族抜き

バンジのみ:物理技に対して繰り出せる回数を増やしたいので半分回復木の実。
そして勇敢オニシズクモ、ハッサムが混乱すると嬉しいため「マゴのみ」を選択…したつもりでしたが、選ばれたのは「バンジのみ」でした。パーティはきちんと確認しましょう。

ねこだまし:盤面を作るのに便利で、このポケモンの採用理由でもある技
フレアドライブ:メインウェポン
はたきおとす:メインウェポン、交代先にも一貫する点を評価
まもる:Zワザや集中攻撃で狙われる場面でアドバンテージを稼ぐために採用

特筆すべき点の無い、一般的な構成のガオガエンだと思います。「ちょうはつ」「ほえる」等を採用するかで当日の朝まで悩んでいましたが、「まもる」を切って負けたら絶対に後悔すると思い「まもる」を選択。「いかく」が入った状態のガオガエンに対して交代読みや集中が飛んできやすいので、そこを守って相手のテンポを崩す動きが強力でした。

モロバレル

モノバレル

性 格 おだやか
実数値 219-0-112-106-113-60
努力値 236-0-172-4-20-76
特 性 さいせいりょく
持ち物 オッカのみ
技構成 ヘドロばくだん エナジーボール
キノコのほうし いかりのこな

<H>
特性を意識
<B>
余り、197ランドロスの「じしん」Zが耐えられる程度
<D>
C233メガゲンガーのシャドーボール最高乱数以外で2耐え
<S>
無補正無振りピッピ+5

オッカのみ:リザードン入りに楽をするため(リザードン入りは浮いているポケモンが多く「キノコのほうし」の通りが良い)、またガオガエンの前で「いかく」を絡めずに強気に動きたいことから採用。

ヘドロばくだん:メインウェポン、カプに対してサイクル戦で負荷を掛けられる点を評価
エナジーボール:トリトドンを処理するために採用
キノコのほうし:ゲンガージャラランガやリザードン入りへの妨害として必須
いかりのこな:「めいそう」カプ・レヒレやメタグロスの行動回数を増やすため

本戦ではピッピゲンガーガオガエンに対抗すべく素早さに大きく配分しました。ピッピ抜きモロバレルをケアするため、さらにピッピにSを振るプレイヤーがいる可能性を考慮した結果S実数値60がベストという結論に至りました。副産物として、最遅ガオガエンに対して上から「キノコのほうし」を当てることが出来ます。

素早さに努力値を割いた結果として本来達成したいラインが厳しくなってしまったため、上に書いたBDの値はあくまで指標として書いたものになります。

※JCS予選時は なまいき、 219-X-107-105-129-31という配分でした。

バンギラス

バンギラス

性 格 いじっぱり
実数値 207-214-181-X-142-101
努力値 252-84-84-0-12-76
特 性 すなおこし
持ち物 バンギラスナイト
技構成 いわなだれ れいとうパンチ
ほのおのパンチ まもる

<A>
余りを出来るだけ配分、メジャーなヒコウZカミツルギなら落とせる値
<B>
233カミツルギの「せいなるつるぎ」最高乱数以外で耐え
<D>
4振りだと砂下で無駄が出ると考えて12振り
<S>
追い風下で最速130族抜き

バンギラスナイト:メガシンカの為必須

いわなだれ:メインウェポン
れいとうパンチ:対ランドロス、ボーマンダ
ほのおのパンチ:カミツルギ、ハッサムへの打点として。
まもる:弱点が多いポケモンなので、大事に扱うため

本戦ではリザードンorボーマンダorカメックス+カミツルギの形が増えると予想したので、それらに対して選出できるような配分、技構成にしました。元々「Aにしっかり割いていないメガバンギラスはあまり強くない」と考えていたのですが、対カミツルギのルートは絶対に増やす必要があると思ったため仕方なく耐久に配分しました…

「かみくだく」等の悪技を採用していない点が不気味かもしれませんが、2か月弱この6匹を回していても悪技が欲しくなった場面がそこまで無かったので、メタ読みを優先しても構わないだろうということで2色パンチを優先。

クレセリア育成ゲームを行うパーティに対しては悪打点が欲しいかもしれませんが、そういったパーティのメガ枠は恐らくグロスorガルーラであり、そもそもバンギラスを選出しづらいので機能しないと考えました。

※JCS予選時は193-235-170-X-140-108 いわなだれ、イカサマ、れいとうパンチ、まもる@バンギラスナイトという構成でした。イカサマはカミツルギとカビゴンを攻撃したいことから採用、A振りの理由は無振りランドを-1「れいとうパンチ」で倒すため。

選出

代表戦では特に選出は定めていませんでしたが、 JCS予選時代にはミラーと対リザードンだけほぼ固定の動きがあったので、紹介します。

対レヒレグロス

先発
サンダーメタグロス
後発

カプ・レヒレ ガオガエン

サンダーグロスミラーになると思います。
 
メタグロスを早めに削ってレヒレを通すプランを狙うのがベストだと考えていたので、初手は「ねっぷう」「じだんだ」を決め打ちしていました。
 

対リザードン入りスタン

先発

バンギラスモノバレル

後発 2体

リザードンに対して「オッカのみ」を盾に突っ張って「キノコのほうし」を選びます。
 
また砂嵐下のリザードンYに対しては積極的にランドロス交代読み「れいとうパンチ」を選択していました。

まとめ

メタグロス、カプ・レヒレをガオガエン、サンダー、モロバレルで補助しながら戦う動きがスタンダードな構築にしては作業感のある負担の少ないものであったため、巷で「BO3向き」と言われている割には案外インターネット大会に向いているパーティに感じました。

ただバンギラスやモロバレルの型にどんどん無理が生じてしまっていることや、準速レヒレが認知されてあまりアドバンテージが取れなくなってきたことから、パーティに限界を感じたのもまた事実です。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

執筆者

732
732