PJCS2018

【JCS2018 ベスト16】頑固一徹テテフグロス

 

メテオール(@DiMeteora)と申します。
かつてエモルガムに寄稿させていただきましたが、今回また寄稿の機会に恵まれたので、今回は5月のインターネット上の予選で8位、PJCS本戦でベスト16になった構築をこの場を借りて紹介したいと思います。
拙い文ですが読んでくださると幸いです。
 

構築経緯

まず自分が一番信頼している「メタグロス」からスタートし、次に素早さ操作で盤面作りを担うポケモンとして、自分がトリックルームを扱えないので追い風を選択、追い風役として地面の一貫防止+火力・耐性・耐久を良い水準で確保している「サンダー」を採用しました。

次に天候対策として晴れと雨に一定の効果を見込めつつ、クレセリアへの打点を期待できる「バンギラス」を採用、地面・電気の一貫防止と対バンギラスミラー(対砂)、とんぼがえりによるサイクルができ、バンギラスでの天候上書きのしやすい威嚇枠の「ランドロス」を採用しました。

メタグロスはカプ系との相性がいいため、組ませるカプを探していましたが、カプ・ブルルはフェアリーとしての役割が怪しい+メガリザードンYが怪しいので候補から外し、カプ・コケコは素早さは魅力的なものの物理・特殊耐久両方に不安があるために断念、火力とそれなりの特殊耐久、素早さを持つが物理耐久の脆い「カプ・テテフ」か耐久と耐性に優れガオガエンに強いが素の火力が不安な「カプ・レヒレ」で悩みましたが、メタグロスのしねんのずつきを強化できる点、威嚇である程度は物理耐久を増すことができる点、カプ・コケコとカプ・ブルルに弱点を取られない点を考慮しメタグロスと組ませるカプ系として「カプ・テテフ」を選択しました。

最後の補完枠としてはクリアスモッグによる積み対策のできるモロバレルかトリトドンのどちらで考えていましたが、対雨警戒と対コケコグロスを意識して圧力をかけられそうなトリトドンを選択し、構築が完成しました。

個別解説

バンギラス

バンギラス

性 格 いじっぱり
実数値 193-185-130-×-120-113
実数値 193-218-170-×-140-123(メガ)
努力値 140-116-0-0-0-252
特 性 すなおこし→すなおこし
持ち物 バンギラスナイト
技構成 いわなだれ ダメおし
ほのおのパンチ まもる

<H>
ムクホークのいのちがけ耐え
<B>
威嚇込みA222ラグラージのたきのぼり2耐え
<D>
砂下C161カプ・レヒレのミズZ(ハイドロポンプ)耐え
<S>
準速70族+1

天候奪取要員兼補完として採用したメガ枠です。せぱる氏のラグウォーグルのような雨が結果を残していたのもあり、より雨に強めに立ち回れるようにしたかったため、素早さをメガシンカ時に準速70族を抜かせる123に調整し、それに合わせ耐久調整を施し余りを攻撃に割きました。

ほのおのパンチは雨のハッサムやナットレイに奇襲をかけることができたので重宝しました。とんぼがえりなどで削る+威嚇を入れたらカミツルギも返り討ちに出来るのでけたぐりにしなかったのは正解でした。

ランドロス

ランドロス

性 格 うっかりや
実数値 165-165-110-172-90-143
努力値 4-0-0-252-0-252
特 性 いかく
持ち物 こだわりスカーフ
技構成 だいちのちから ばかぢから
めざめるパワー とんぼがえり

サンダーやカプ・テテフの物理耐久を補いつつ削りをしてくれる威嚇枠です。以前エモルガムに寄稿させて頂いた時は陽気ASで運用していましたが、威嚇ガオガエン解禁、ゲンガエンブルルの出現もあり陽気スカーフではもはや勝つことは不可能と考え特殊型に切り替えました。

JCS前はばかぢからをヘドロばくだんにした控えめで運用していましたが、バンギラスミラーを意識した格闘打点が欲しかった+対雨を考えてバンギラスにほのおのパンチを採用したかったのもあり、予選では控えめではなく物理火力をある程度保持しつつ対砂性能を落とさないうっかりやで採用しました。

本来は無邪気で採用したかったのですが、パメラ氏のメガゲンガー(148-116)を倒しきるためにはCに補正が必要だったため、うっかりやにせざるを得ませんでした。

カプ・テテフ

カプ・テテフ

性 格 おくびょう
実数値 152-×-96-174-137-161
努力値 52-0-4-188-12-252
特 性 サイコメイカー
持ち物 エスパーZ
技構成 サイコキネシス マジカルシャイン
ちょうはつ まもる

<B>
A183ガオガエンのフレアドライブ93.7%耐え
<C>
フィールドありエスパーZで177-150カプ・レヒレを81.3%で1発
同条件エスパーZで175-150カプ・レヒレを87.5%で1発
<D>
C179ウツロイド・アーゴヨンのヘドロばくだん75%耐え
<S>
最速

この構築のエースです。JCS予選、PJCS全国大会共に臆病で運用しましたが火力不足を感じさせない痛快な火力を保持してくれています。

JCS予選ではほぼCSに振り切っていましたが、PJCSではチョッキルンパッパより水Zの方が居るのではないかという疑問とガオガエンへの立ち回りパターンを増やすために耐久をJCS予選より割いた調整を考えていたらのぶ氏の公開したテテフグロスZWEI(ツヴァイ)に載っていた臆病カプ・テテフの調整を見てこちらを採用しました。
ガオガエンへの立ち回りが少し楽になったのでこの配分に変えたのは正解でした。火力不足を感じることなく運用できて良かったです。
ムーンフォースでなくマジカルシャインなのはジャラランガ意識と雑な削り目的です。

メタグロス

メタグロス

性 格 ようき
実数値 169-173-151-×-111-134
実数値 169-183-171-×-131-178(メガ)
努力値 108-140-4-0-4-252
特 性 クリアボディ→かたいツメ
持ち物 メタグロスナイト
技構成 アイアンヘッド しねんのずつき
じだんだ まもる

<A>
196-110ランドロスをアイアンヘッドで確2
<B>
A183ガオガエンのフレアドライブ87.5%耐え(=威嚇込みハイパーダーククラッシャー)
<D>
C205メガカメックスのあくのはどう耐え
<S>
最速

2匹目のメガ枠です。メガシンカしなくても戦えるバンギラスと違いメガシンカで戦うことが前提です。

前回寄稿した記事ではれいとうパンチを採用していましたが、威嚇ガオガエンが解禁されたことでランドロスをめざめるパワー氷持ちの特殊型に変更したため、しねんのずつきを採用しました。JCS予選ではしねんのずつきがないと見て突っ張ってきたジャラランガを飛ばしたりして勝った試合もありました。

JCS予選ではC194サザンドラのあくのはどう耐えでしたが、もはやサザンドラを全然見ないため、PJCSではサザンドラ以上の火力を持ちつつ結果を出しているカメックスの方を意識し、かつ物理面もガオガエンを意識したかったので最速を維持しつつ攻撃を最低限確保し耐久を引き上げました。

カメックスには当たらなかったものの、本戦にカメックスを採用している方が居たため、変更したのは間違いではありませんでした。

サンダー

サンダー

性 格 おくびょう
実数値 196-×-106-146-137-138
努力値 244-0-4-4-212-44
特 性 プレッシャー
持ち物 マゴのみ
技構成 10まんボルト ねっぷう
おいかぜ はねやすめ

<H>
ムクホークのいのちがけ耐え+カプZ意識4n
<D>
フィールドなしカプ・コケコ眼鏡10万2耐え
C222メガゲンガーのうそなき+ヘドロばくだん耐え
<S>
準速85族抜き

ある程度の火力と耐久、耐性を併せ持つS操作枠です。盤面作りはサンダーに一任しています。

JCS予選では多少物理耐久にも割いていましたが、メタグロスのれいとうパンチでマゴのみを発動できる活躍を少しでも上げたかった+素早さを準速ジャラランガ抜きまで上げたかったので防御を削りました。

PJCSでは変更した点が勝負を左右することはありませんでしたが、PJCS時の調整の方が使うのに適していると思っています。

トリトドン

トリトドン

性 格 れいせい
実数値 207-×-105-138-115-39
努力値 164-0-132-108-100-0
特 性 よびみず
持ち物 イアのみ
技構成 ねっとう だいちのちから
クリアスモッグ まもる

<B>
A216ランドロスのダブルダメージじしん2耐え
<D>
C222ギルガルドのゴーストZ耐え(=メガゲンガー、ギルガルドのシャドボ2耐え)
<S>
最遅(ドサイドン-1)

補完枠です。対ツンデツンデ、メガクチート、ラッキー系列、雨PT、トリル(特にバクーダやドサイドン)を担います。それに加え、JCS予選ではINCで結果を残したライジング氏の速攻コケコグロスが増えることを予想し、少しでも強くするためにモロバレルへ変更はしませんでした。

雨に有利に立ち回れたりしたので変更しなかったのは正解でした。カプ・レヒレに水技を打たせるのを躊躇させたり居るだけでも仕事していた方だと思います。

PJCSでもオニシズクモの水技を受けたりと活躍してくれましたが、ラッキーが居ないのとカミツルギが予想より多かったのもあり、ショウダイ氏のショウダイスペシャルのようにガオガエンにしてもよかったかな?と思いました。


選出

パターン1

先発
サンダーランドロス

後発
カプ・テテフ
+ 自由

対象:ゲンガエン系統 ライボルトコントロール ガルーラスタン リザバナ バンドリ

基本選出です。自由枠は刺さってるポケモンを出していきましょう。

パターン2

先発
カプ・テテフランドロス
後発
メタグロスorバンギラス+自由

対象:リザバナ以外のリザY(主にリザバンギ スイッチトリル ゴチルクチート(雨含む) アーゴヨン入りサナガエン ミミッキュ+カビゴン

おいかぜする必要のない相手、トリルを止めたい、あるいはテテフで圧力を加えたい時などです。

パターン3

先発
ランドロスメタグロス
後発
カプ・テテフ+トリトドンorバンギラス

対象:コケコグロス サナガエン(アーゴヨンなし) 霰

カプ・コケコやガオガエンを牽制しつつかつカプ・テテフを先発で出し辛いときなどにします。

パターン4

先発
バンギラスカプ・テテフ
後発
ランドロスサンダートリトドンから2匹

対象:大抵の雨系統

トリックルームの絡まない対雨への選出です。特にウォーグル入りには先発はほぼ固定です。

パターン5

先発
サンダーメタグロス
後発
ランドロス+ カプ・テテフorトリトドンorバンギラス

対象: テテフグロス レヒレグロス エルテラ バンドリ(ミロカロスがいる場合)

コケコグロス以外のグロスミラーへの選出です(他にも出せる)。カプ・テテフは対テテフグロス、トリトドンは対レヒレグロスです。

パターン6

先発
サンダーカプ・テテフ
後発
ランドロス +自由

対象:バシャキザン ビビりだま持ちが居そうな相手

あまりする選出ではありません。パターン1の変形で相手に厄介な負けん気、勝ち気持ち、露骨にビビりだま持ってそうなポケモンがいるときの選出です。
ビビりだまを持ってそうなポケモンの代表としてはデンジュモク、ワルビアルなどだと思います。

パターン7

先発
カプ・テテフメタグロス
後発
バンギラストリトドン
(ハギギシリ+ワルビアル時)後発
ランドロスサンダー

対象:ラッキー系統構築ほぼ全て (極稀)雨 ハギギシリ+ワルビアル

こちらもあまりする選出ではありません。基本的にはガードシェアラッキー専用選出です。
しかし、ハギギシリ+ワルビアルのようなサンダー先発ではこおりのいぶきを決められる危険性が非常に高いときにこの初手で展開していきます。

まとめ

威嚇ガオガエンの解禁でもはやテテフはキツいかと思われる方も多かったかもしれませんが、予選・本戦共にいい成績を残せて良かったです。
欲を言えばベスト8まで残りたかったですが自分の実力が足りなかったと思っています。これからも精進して行きたいです。

執筆者

メテオール
メテオール 

みなみなさま お控え なすって! 小生 クズで ございます! ポケモン(ダブル、PJCS2018ベスト16)/アズールレーン(佐世保) 好きなもの:メタグロス たれぱんだ 翔鶴 瑞鶴 (ウルトラ)サンムーン男主人公